CEREC 1Day Treatment

削ったその日に詰める 最先端のセラミック治療

CERECワンデートリートメントはこんな方におすすめです

歯を長持ちさせたい

即日修復するため、仮詰めの間に生じる細菌感染がなく、2次虫歯になるリスクがとても少ない治療方法です。10年、20年と持たせることができる、歯にやさしい治療方法です。

銀歯を白くしたい

銀歯を取り除いたその日にセラミックの白い詰め物に置き換えることができます。麻酔が一回で済み、来院回数も一度で完結します。

型どりが苦手

型どりはカメラでスキャンするだけです。従来の粘土による型どりが苦手な方でも楽に行うことができます。

CEREC治療とは

セレック治療とは、光学スキャナー(スティック状のカメラ)で口腔内をスキャンし、そのデータから詰め物や被せ物を設計し、3Dプリンターでセラミックの詰め物を即日製作する治療方法です。 従来の方法では、歯型を採取し石膏模型を作り、技工所で模型をもとに製作していたため、製作まで日数がかかり、仮蓋中に削ったきれいな面へ細菌感染が生じることを容認せざるを得えませんでした。 セレック治療では、その場で製作できるため、治療期間が短縮され、細菌感染を生じさせずに治療を行うことができます。また一度の来院で済むため、患者さんの負担が軽減されます。セレックシステムで製作されたセラミックは、他のどの類似機器で作られたものより精度が高いため、長期間にわたり安定します。

CERECの光学印象(型どり) 上画像左の機械

セレックの型どりは光学印象と呼ばれ、カメラでスキャンするだけで型どりができます。1-2分もあれば型どりできてしまいます。

CERECのセラミック削りだし 上画像右の機械

パソコン上で設計された詰め物を、ミリングマシンでセラミックの塊から削りだしていきます。およそ10分ほどで完成します。

CERECワンデートリートメントの特徴

1回の来院でセラミックを装着

カメラで型どりをし、その場で設計、セラミックの削りだしを行うため、1度の来院でセラミック治療が行えます。

2次虫歯に特になりにくい
セラミック治療

セレックシステムで製作されたセラミックは、天然歯との接着性が高く、経年的な隙間ができにくいため、2次虫歯になりにくく、将来まで長く持たせることができます。

削った当日に詰めるからこそ良い
セラミック治療

削りたての歯の面はとてもきれいですが、仮蓋をしたり、仮歯をセメントをつけたりすることで、表面が唾液、細菌、セメントで汚染されるため、虫歯菌の細菌感染や接着力の低下を引き起こし、2次虫歯やセラミックの脱離、破折を引き起こします。そのため、従来行われていた後日装着するセラミック治療には、これらのリスクがありました。

セレックシステムでは削った当日にセラミックを製作し装着するため、仮蓋をしたり仮歯を入れることがないので、削った表面が汚染されることなくセラミックを装着することができます。そのため、将来まで安定したセラミックを詰めることができます。

将来まで審美的

歯と同じような色調のセラミックを装着することで、天然歯のような見た目になります。
また、経年劣化による色の変色がほとんどありません。

天然歯の硬さに近いセラミック

天然歯のエナメル質とほとんど同じ硬さのセラミックのため、嚙合わせる天然歯を痛めることがありません。

金属アレルギー対策に

セラミックの治療により金属を使わない治療が可能です。
今まで金属アレルギーがない方でも、口腔内から溶出した金属が少しずつ体内に蓄積し、ある日突然金属アレルギーの体質になる可能性があるため、できるだけ金属を使用しない治療方法が望ましいと考えられます。

CEREC治療の流れ

従来の治療方法では、歯を削り、型どりを行い、仮蓋をし、後日出来上がったものを装着していました。金属やセラミックを製作するためには、型どりから石膏模型を製作し、模型上で詰め物を製作するため時間がかかり、1週間ほどの時間が必要でした。 CERECで行う治療では、型どりがそのままパソコン上に取り込まれ、そのソフトウェア上で設計し、ミリングマシンに転送することでその場でセラミックを製作していきます。そのため大幅な作業工程の短縮が行えるため、当日に装着することが可能なのです。

保険の銀歯は必ず虫歯になる! なぜ悪い?

従来行ってきた保険治療の銀歯や樹脂の詰め物は、経年的に劣化してかならず2次虫歯になります。原因はセメントの溶出、金属の変形、樹脂の劣化、樹脂が固まる際の収縮により歯に亀裂が入ることなど、様々です。 金属や樹脂での治療後、どのくらいで2次虫歯になるかを疫学調査した結果、およそ5年ほどで多くの症例で虫歯や脱離などのトラブルが生じることがわかりました。<歯科修復物の使用年数に関する疫学調査> Causes of Failure Various Types of Dental Restorations and Their Longevity 口腔衛生学会雑誌45(5),788-793,1995-10-30 森田学、石村均、石川昭、小泉和浩、渡邊逹夫 再治療が必要な際には、さらに虫歯の部分を削るため、神経をとる治療が必要になる可能性があります。さらに神経をとった歯は、およそ7年ほどで歯を抜くリスクがあります。そのため、再治療をなるべく必要としない治療方法を選択することが、歯の寿命を長くするのです。

CEREC治療は17年で88.7%の生存率

セレックによるセラミック治療を行った症例の経過を疫学調査したところ、ある研究データでは18年で84%の生存率、また違う研究データでは17年で88.7%の生存率であるなど、長期間にわたり安定した治療方法であることが示唆されました。 他にも多くの長期生存のデータがあり、その多くが10年間で90%以上の高い生存率を示しているため、高い信頼性をもって長持ちするといえる治療方法です。 Clinical survival rate of restorationsmade of VITABLOCS for CEREC, Dr.B.Reiss, Malsch VITA ZahnfabrikH. RauterGmbH & Co.KG

歯の寿命を延ばすために

虫歯になり、詰め物を行い、数年後に金属の詰め物を行い、数年後に再治療をして、また数年後に今度は神経を取り・・・と治療を行っていくと、およそ18年で歯を失うリスクがあるといわれます。
歯の寿命を延ばすためには、まずは虫歯にならないように予防を行うことです。食生活を整え、歯ブラシをきちんと行い、定期的に歯科医院で検診を受けることが大切です。
一度虫歯になってしまったら、まずは小さい虫歯のうちにプラスチックの樹脂で詰め物を行います。

その樹脂が悪くなり、詰め物を作らなければならくなったとき。ここが大きな分岐点です。

保険治療の金属の詰め物を行っていくと、上画像のように約18年で歯を失う可能性のある治療経過を辿ることになります。
ここでセレックワンデートリートメントを行うことで、次の治療のタイミングを10年、20年後と遅らせることができるため、より長く歯を健康に保つことができます。